情報産業に携わる印刷会社として、お預かりしている情報資産および保有する情報資産を社内外の脅威から守り、信頼される企業を目指します。
- 当社が取り扱う全ての情報資産を漏洩、改ざん、破壊、利用妨害などのリスクから守るため
効果的な管理策を講じます。
- 情報セキュリティに関する法令、規則、ビジネスパートナーとの契約を遵守します。
- 情報セキュリテ対策は、業務内容の変更、作業環境の変化、法令・基準の変更などを考慮し、定期的に見直し改訂します。
- 全社員に情報セキュリティに関する教育・訓練を実施し、情報資産の保護意識の向上と情報セキュリティの確保に努めます。
以上を実現するために情報セキュリティマネジメントシステムを確立、維持し、その有効性を継続的に改善します
平成19年6月29日
株式会社 春日
代表取締役社長 中村信也
印刷業界の一員としての役目
私たちは日ごろ印刷データとして様々なお客様の“情報”を取り扱っています。それは“個人情報”だけではありません。発表前の新製品の情報、研究論文の発表、試験問題、特売チラシなど様々な情報を含んでいます。これらの情報には大きな価値があり、不用意な取扱いはお客様にとって重大な損失につながることがあります。私たちはこの印刷物に含まれる全ての情報の価値=お客様の財産と考え、あらゆる情報を保護するために2007年度に印刷業界ではいち早くISO27001情報セキュリティマネジメントシステムの認証取得をいたしました。
情報の価値を高めるために
“情報の保護”はときに製品の“品質”を高める意味合いも持っています。例えば「研究論文」。もし大事な研究の成果=情報が不用意な取扱いで他の研究者に事前に知られてしまったり、原稿を紛失してしまったら・・・。その内容の価値を下げてしまったり、正確性を欠く結果になってしまいかねません。当社の品質管理の取組にとって“情報の保護”は必要不可欠なものでした。またお客様が発信したい情報をより効果的に的確に発信するお手伝いすることも私たちにとっては使命の一つだと感じています。
当たり前の中にある脅威
“情報の保護”とは、「原稿を大切に取り扱う」「納品前の商品を関係者以外の目に触れないようにする」などごく当たり前のことです。しかし、様々な情報漏洩などはこの当たり前のことを「人を信用する」という何の担保もない根拠に基づいて実施するため、「ついうっかり」などごくごくありきたりの理由から崩れてしまいます。当社の取組は、一つ一つの情報をあらゆる場面で「どのように取り扱うか」をルールとして定め、セキュリティ教育を実施することでルールの遵守を徹底し、必要な記録を残すことで情報の流れを追跡確認できます。決して人を信用しない仕組みではなく、「人を信用する」また「お客様に信頼される」ための担保を作ることが当社の情報セキュリティマネジメントシステムです。